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ゴミ・リサイクル・環境用語集

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廃棄物処理・リサイクルの現場でよく使われる専門用語について解説しています。

1-9

  • 3R

    「リデュース(Reduce=ごみの発生抑制)」「リユース(Reuse=再使用)」「リサイクル(Recycle=再資源化)」の頭文字を取ったもの。

A-Z

  • e-waste

    「electronic and electrical wastes」の略称で、電気電子機器廃棄物をさす。先進国から途上国へ輸出され、不適切な処理により人の健康や環境に悪影響を及ぼすことが懸念されている…
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  • ESG

    ESGとは、環境(Environment)、社会(Social)、ガバナンス(Governance)の頭文字を取ったもの。今日、企業の長期的な成長のためには、ESGが示す3つの観点が必要だという考え方…
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  • EV100

    EV100は、世界で影響力のある企業による電気自動車の使用や環境整備促進を目指す国際イニシアチブ。2017年9月に発足した。目標年は2030年で、事業で利用する車両を電気自動車(EV)化するだけでなく…
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  • ISO14001

    国際標準化機構(ISO)によって制定された、環境マネジメントシステムに関する国際規格。企業が環境に与える影響を最小限に抑えることを目的に定められている。認定機関による審査を通過して取得することにより「…
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  • PCB処理特別措置法

    ポリ塩化ビフェニルの廃棄物を確実、適正に処理するため、PCB廃棄物を持つ事業者に適正処分などを義務付けた法律。
  • RDF

    ごみ固形化燃料。生ごみなどの可燃性ごみを、粉砕・乾燥したのちに生石灰を混合して、圧縮・固化したもの。乾燥し、圧縮・形成されているので、輸送や長期保管が可能。
  • RDF発電

    RDFを燃料として発電に利用する。ごみが圧縮されて輸送しやすくなり、また、ごみに比べて発熱量が高まって燃料として使い易くなるメリットがあるため、ゼロエミッションを目指すごみ処理システムの在り方として注…
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  • SDGs

    SDGsとは、「Sustainable Development Goals(持続可能な開発目標)」の略称。2015年9月の国連サミットにて採択された、国連加盟193か国が2016年から2030年の15…
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あ行

  • 空き缶

    飲料缶は素材がスチール缶とアルミ缶の二種類に分かれ、1991年の資源有効利用促進法により企業には識別マークの表示が義務付けられている。
  • アジア太平洋3R推進フォーラム

    日本の提唱によって始まった、アジアでの3Rの推進に向けた国際協力のための枠組のこと。各国政府や国際機関、援助機関、民間セクター、研究機関、NGO等を含む幅広い関係者の協力の基盤となっている。
  • アスベスト(石綿)

    天然に存在する繊維状の鉱物。軟らかく、耐熱・対磨耗性にすぐれているため、かつて建築材を始め幅広く利用されていたが、肺がんや中皮腫の原因になることが判明し、日本では1989年に「特定粉じん」に指定され、…
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  • 圧縮梱包

    嵩張った状態だとゴミの運搬効率が悪いため、プレス機などで圧縮し容量を小さくすること。
  • アップサイクル

    従来のように原料化・再利用までのサイクルに留まらず、商品化・販売による付加価値を与えるところまでを想定した完全なリサイクルループの構築を目的とするリサイクル業界の造語。反対の言葉として「ダウンサイクル…
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  • 跡地管理

    廃棄物の埋立処分の跡地を適切に管理することをさす。1970年施工の廃棄物処理法では、処分場の技術基準に即して廃止されるまで、設置者には維持管理義務が課せられる。
  • あわせ産廃

    産業廃棄物に分類される廃棄物を一般廃棄物とあわせて処理することを市区町村が認めること。 例外的処措置のため、必ず自治体へ基準を確認することが必要。
  • 安定型処分場

    廃プラスチック類、ゴムくず、金属くず、建設廃材、ガラスくず、陶磁器くず(これらは安定五品目と呼ばれる)を埋め立てる最終処分場。
  • アースデイ

    地球環境について考える日として提案された記念日のこと。1970年アメリカのG・ネルソン上院議員が提唱した4月22日が一般的だが、それ以外の日のアースデイも知られており、現在の参加国は100カ国以上に広…
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  • RPF

    「Refuse Paper & Plastic Fuel」の略。紙くずと廃プラスチックを混合して燃料として小さく固めたもので、石炭の代わりととして熱源や発電エネルギー源として多岐に使用されている。
  • 委託契約書

    廃棄物の収集、運搬、処分を業者に委託する際に発行する、排出事業者からの指示事項を書面にしたもの
  • 一部事務組合

    地方自治法に基づいて市区町村等が事務の一部を共同処理するため、地方公共団体を構成員として設立する組合をさす。数個の市区町村が共同して廃棄物処理の事務にあたる組合を作る事もある。
  • 一般廃棄物

    廃棄物処理法(1970)の対象となる廃棄物のうち、産業廃棄物以外のもの。
  • 医療廃棄物

    医療機関・保健施設などから発生する医療行為に伴う廃棄物。そのなかには、感染性廃棄物のほか、有害化学物質などの危険物質が含まれる。
  • インゴッド

    廃棄物業界でのこれの意味は、プラスチックの溶解現用処理後の塊を意味する。 主に廃発泡スチロールの溶融減容処理によって作られています。インゴッドにすることで、大幅な減容が可能となる。
  • インバースマニュファクチュアリング

    従来のものづくり工程の「設計・生産・使用・廃棄」の「廃棄」に替えて、「回収・分解・選別・再利用」という使用後の流れを最初から考慮して製品を設計・製造する仕組み。「逆工場」とも言う。
  • 埋立処分

    廃棄物を埋立てて廃棄処分すること。固体廃棄物や減容処理した灰分などを地表や水底等に積み重ねていくことをいい、最終的なごみの処分法として、古くから行われてきた。 廃棄物処理法(1970)では、周囲に囲…
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  • エコアクション21

    環境省が策定した日本独自の環境マネジメントシステム(EMS)。 一般に、「PDCAサイクル」と呼ばれるパフォーマンスを継続的に改善する手法を基礎として、組織や事業者等が環境への取り組みを自主的に行うた…
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  • エコカー減税

    電気自動車やプラグインハイブリッド車などに対して適用される、購入時にかかる自動車取得税や、購入時と車検時にかかる自動車重量税を優遇する措置をさす。
  • エコセメント

    ごみを資源として有効利用する方法の一つ。都市のごみや汚泥などの焼却灰と、従来のセメント原料を混合して作られたセメント。 1300度以上の高温で焼成されるため、ダイオキシンなどの有害物質は分解されて無…
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  • エシカル

    英語で「倫理的な」という意味。最近ではSDGsに関連させて「人・地球環境・社会などに配慮した考え方や行動」という意味で使われることが多い。
  • SDS制度

    事業者による科学物質の適切な管理を推進するため、対象化学物質またはそれを含有する製品を他の事業者に譲渡する場合は、それらの性状や取り扱いに関する情報である(SDS)を事前に提供することを義務付けた制度…
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  • 越流水

    雨天時や融雪時に、合流式下水道において雨水吐き口や雨水ポンプ場などから溢れ出た、降雨により希釈された未処理の下水のこと。
  • 汚染者負担原則

    公害防止の対策や費用は、汚染物質を出している者が負担すべきという考え方。経済協力開発機構(OECD)が1972年に提唱し、世界各国で環境政策の責任分担の考え方の基礎となった。
  • 汚泥

    一般には、水中の浮遊物質が沈殿または浮上して泥状になったものをいう。下水汚泥、浄化槽汚泥、し尿処理汚泥、有機物質汚染排水処理のための活性汚泥処理汚泥などの有機性汚泥は排水処理に伴う微生物の死骸の団塊で…
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  • 汚泥再生処理センター

    し尿、浄化槽汚泥及び生ごみ等の有機性廃棄物を併せて処理するとともに、資源を回収する施設のこと。水処理設備、資源化設備及び脱臭設備等の附属設備で構成される。
  • オデッサシステム

    無機性汚泥に特殊固化材などを混合し、水を含んだまま短時間に造立固化処理をして土木資材に再資源化するシステム。
  • 温室効果ガス

    温室効果ガスとは、温室効果をもたらす気体をさす。具体的には水蒸気や二酸化炭素、メタン、一酸化二窒素、フロンなど。近年、大気中の濃度を増しており、地球温暖化の主な原因とされている。
  • オープンリサイクル

    オープンリサイクルとは、他社で回収された素材を自社製品に再使用・再利用したり、自社で回収した素材を社外でもリサイクル利用すること。

か行

  • 海岸漂着物・海岸漂着物等

    海岸漂着物とは、海岸に漂着したごみその他の汚物または不要物のこと。また、海岸漂着物等とは、海岸漂着物及び海岸に散乱しているごみその他の汚物または不要物と、それぞれ定義が異なるので注意。海岸漂着ゴミの種…
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  • 海岸漂着物処理推進法

    海岸漂着物の円滑な処理及び発生の抑制を図ることを目的として、2009年7月に成立、公布・施行された法律。2018年6月には一部改正され、海岸漂着物に加えて漂流ごみ及び海底ごみが対象に追加、また、マイク…
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  • 解体廃棄物

    建物、道路舗装などを解体・修理したときに出る廃棄物を指す。具体的にはコンクリート、アスファルト、材木、レンガ、石膏板、屋根板、断熱材などのこと。鉛やアスベストなど有害な廃棄物が含まれることがある。
  • 海洋ごみ

    海岸に打ち上げられた「漂着ごみ」、海底に沈んで堆積した「海底ごみ」、海の流れに乗って漂う「漂流ごみ」の総称。「海ごみ」ともいう。
  • 家畜ふん尿管理・リサイクル法

    正式名称は「家畜排せつ物の管理の適正化及び利用の促進に関する法律」。1999年制定。農林水産省所管。牛、豚、鶏などの畜産農家から出る家畜ふん尿の管理基準の設定と利用の促進を図ることにより、有害物質の地…
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  • 家電リサイクル法

    家庭で不要となったテレビ、エアコン、洗濯機、冷蔵庫の家電4品目について、家電メーカーに回収とリサイクルを、消費者にその費用負担を義務付けた法律。1998年5月制定。経済産業省・環境省所管。
  • 可燃性廃棄物

    燃えるごみのこと。自治体が所有する焼却施設で燃やされる。可燃・不燃の区別は、焼却炉の性能によって異なる。
  • 紙くず

    パルプ製造業、製紙業、紙加工品製造業、新聞業、出版業、製本業、印刷加工業から排出される紙くずや、建築土木工事に伴って排出される紙製の諸材料・包装材のことをいう。
  • 紙製容器包装

    商品の容器や包装で、主として紙製のものをさす。紙箱、包装紙、紙袋、液体紙容器(アルミ付き)、紙コップ、紙蓋など。容器包装リサイクル法では、家庭から排出された紙製容器包装をリサイクルの対象としている。
  • カレット

    ガラス原料に使用するガラスくず全般のこと。使用済みガラス製品などは色別に分類され、小さく破砕されてカレットになる。
  • 環境アセスメント(環境影響評価)

    環境に大きな影響を及ぼす恐れのある大規模開発事業などを実施する事業者が、環境への影響を事前に調査・予測・評価して結果を公表し、地域住民などの意見を踏まえたうえで、環境保全上よりよい事業計画を作る手続き…
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  • 環境基本法

    環境に関する分野について、国の政策の基本的方向を示した法律。公害対策を目的としていた「公害対策基本法」に代わり、地球規模の環境問題にも対応できるよう制定された。1993年制定。環境省所管。 国、地方…
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  • 環境税

    ガソリンや石炭、電気、ガスなどに課税することで、CO2排出量または化石燃料消費量に応じた税負担を求める仕組みのこと。使途としては主に地球温暖化対策に充てられる。地球温暖化の対策として最も本質的な手法と…
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  • 環境パフォーマンス

    企業などが環境に関して配慮した結果、どれだけ環境負荷を削減したかを示す指標。
  • 環境負荷

    環境に与える負担のこと。また、単独では環境への悪影響を及ぼさないものの、集積することで悪影響を及ぼすものも含む。
  • 感染性廃棄物

    病院などから排出される、血液の付いた脱脂綿やガーゼ、包帯、注射針、はさみ、メス、アンプル、手袋、採血管などの感染性病原体を含むか、そのおそれのあるものをいい、特別管理産業廃棄物である。
  • 管理型産業廃棄物

    埋め立てた時にしみ出す水が地下水などを汚染する可能性のある産業廃棄物。具体的には、廃棄物の性質が安定している産業廃棄物(廃プラスチック類、ゴムくずなど)と有害物質が基準を超えて含まれる産業廃棄物(燃え…
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  • 管理型処分場

    遮断型処分場・安定型処分場で処分される産業廃棄物以外の産業廃棄物と一般廃棄物を埋め立てる処分場。管理型処分場では、埋立地から出る浸出液による地下水や公共水域の汚染を防止するため、しゃ水工(埋立地の側面…
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  • カーボンニュートラル

    人間の日常生活や経済活動によって排出される二酸化炭素をはじめとした温室効果ガスの量から、森林などによる吸収量を差し引いて、温室効果ガスの排出量を実質的にゼロにすること。「炭素中立」とも言われる。
  • ガス・ツー・リキッド(GTL)

    天然ガスを一酸化炭素と水素に分解し、その後分子構造を組み替えて製造された液体燃料のこと。灯油や軽油などとして利用でき、環境への負荷が少ない次世代エネルギーとして注目されている。
  • 合併処理浄化槽

    台所やお風呂等から出る生活雑排水とし水を併せて処理することができる処理浄化槽。 単独処理浄化槽に比べかなり水環境への悪影響を抑えることができる。
  • ガラスくず及び陶磁器くず

    産業廃棄物の区分名称。ガラスくずには、板ガラスくず、ガラスびん、電極、蛍光灯、ガラス管、ブラウン管、グラスウール、ロックウール、ガラスブロックなどがある。陶磁器くずは、陶器くず、磁器くず、碍子くず、焼…
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  • ガラスびん

    ガラスびんは、酒、飲料、食品、調味料、薬、化粧品などの容器として使われる。1960年代以来、軽量のワンウエー容器やペットボトルや缶への移行が急速に進んだ。
  • がれき類

    家屋・ビルなどの撤去時に出るコンクリート、舗装補修工事のアスファルトがらなどの廃棄物。 がれき類のうち、コンクリートは、細かく砕いて再生砕石等とし、アスファルト道路等の路盤材、建築用基礎材、上下水道…
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  • 木くず

    特定業種(建設業、木材・木製品製造業、家具・装備品製造業、パルプ紙・紙加工品製造業)から排出される廃木材のこと。 間伐材・製材残材・端材・鋸くず・木皮・チッパーダスト・鉋くずや、建物の解体や建設工事…
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  • 禁忌品

    リサイクル原料として適切ではない異物を指します。リサイクル原料にこれらが混入した場合、機械の故障や製品の品質低下の原因となる場合があります。
  • 金属くず

    金属くずは、普通、鉄くず、非鉄金属くずに分けられ、後者は、軽金属と重金属、希少金属や貴金属に分けられる。 有害な金属の代表的な例としては、水銀、カドミウム、鉛、クロム、スズ、ヒ素、セレン等があり、こ…
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  • クローズド型最終処分場

    ごみを埋め立てる最終処分場の新しい形態で、処分場の上を屋根や人口地盤で覆うなど、建築物などの下に作られる処分場。また、保管施設とすることも想定できる。
  • クローズドリサイクル

    クローズドリサイクルとは、その商品を購入した顧客から回収した使用済みの自社製品を、自社製品の素材として再使用・再利用すること。再生対象素材の供給元とその再利用先が明確で、リサイクルのループが閉じられて…
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  • クールビズ(クール・ビズ)

    地球温暖化防止の一環として、夏のオフィスの冷房設定温度を省エネ温度の28度にし、それに応じた軽装化する夏のビジネススタイルのこと。具体的には涼しく効率的に働くことができるノーネクタイ・ノー上着といった…
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  • グリーン購入

    製品やサービスを購入する際に、購入の必要性を十分に考え、環境への負荷ができるだけ小さいものを優先的に購入すること。
  • ケミカル・リサイクル

    使用済み資源を組成変換した後、リサイクルすること。主に廃プラスチックの油化・ガス化・コークス炉化学燃料化などをさす。他にも廃食用油のディーゼル燃料化・石鹸化・飼料化や、畜産糞尿のバイオガス化などの例が…
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  • 建設汚泥

    建設工事における掘削工事によって排出される泥状の掘削物および泥水のうち、産業廃棄物として取り扱われるものをいう。
  • 建設資材

    土木建築等の工事で使用する資材。「建設リサイクル法」では、建設資材の一部を「特定建設資材」に指定し、分別・リサイクルを義務付けている。
  • 建設資材リサイクル法

    建築物の解体工事等に伴って排出されるコンクリート廃材、アスファルトや木の廃材の分別とリサイクルを推進するために制定されたもの。 建設解体業者による分別解体・リサイクル、工事の発注者や元請用者などの契…
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  • 建設廃材

    建設物の新築や改築、助子などの工事に伴って発生したコンクリート・煉瓦・アスファルトなどの破片のこと。
  • 建設リサイクル法

    資源の有効利用や廃棄物の適正処理を推進するため、建設廃棄物(建設工事で出る廃棄物)の分別・リサイクルなどを定めた法律。2000年制定。
  • K値規制

    大気汚染防止法に基づく硫黄酸化物の排出基準の算出方法。地域ごとに定められたK値と排出こうの高さに応じて算出される排出基準が適用される。
  • 減容処理(げんようしょり)

    下水処理場で発生する汚泥や、放射能で汚染された廃棄物や土などの容積を、濃縮(水分を蒸発させる)、焼却(布、プラスチックを灰にする)、切断(放射性のある部分とない部分を分離する)、圧縮(金属片をおしつぶ…
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  • 広域処分場

    複数の自治体が共同で使う一般廃棄物の最終処分場をさす。最終処分場を確保することが難しい場合、広域処分場を設置することが認められている。
  • 広域認定制度

    メーカーなどの製造・加工・販売等の事業を行う事業者が、廃棄物となった自社製品をユーザーから広域的に回収しリサイクル又は適正処理をする制度。環境大臣が認定する。
  • 公害防止管理者

    企業が工場等の事業場で、公害防止体制を敷くために配置する管理者のこと。公害防止や環境に勘うる専門的な知識を持つ国家資格。
  • 鉱さい

    政令指定産業廃棄物のひとつ。鉄、ニッケル、クロムなどの鉱物を乾式精錬する際に生じた溶融物質で、一般的には、高炉、転炉、電炉などの残さい、キューポラのノロ、ボタなどが含まれる。
  • 枯渇性エネルギー

    石油や天然ガス、メタンハイドレート等、化石燃料や埋蔵資源を利用するなどの、限りあるエネルギーのこと。
  • 小型家電リサイクル法

    デジタルカメラやゲーム機、携帯電話などの使用済小型電子機器に含まれる鉄、アルミ、銅、貴金属、レアメタルなどの有用な金属等の再資源化を促進するため、2013年に定められた「使用済小型家電電子機器等の再資…
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  • 小型電子機器再資源化促進法

    使用済小型電子機器等に含まれているレアメタル等の有用金属の回収を目的に、2012年8月に制定、2013年4月に施行された個別リサイクル法の一つ。
  • コンポスト

    厨芥など食品廃棄物を発酵させてできる、堆肥のこと。
  • コージェネレーション

    発電の際に発生した熱を利用して、給油や冷暖房などに利用するシステムや設備の総称のこと。
  • ゴムくず

    天然ゴムを原料とする廃棄物。合成ゴムの場合は、ゴムくずではなく廃プラスチック類に分類される。

さ行

  • 災害廃棄物

    地震や津波、台風などの自然災害に伴って発生する廃棄物のこと。倒壊した家屋のがれきや、壊れた家具、土砂、避難生活で発生した生活ごみなど。
  • 最終処分場

    廃棄物の最終処分(埋め立て処分)を行う場所。廃棄物は、リサイクル・リユース(再使用)される場合を除き、最終的には埋め立てか海洋投棄される。
  • 再商品化

    ごみを製品の原料などにリサイクルすること。たとえば市町村が分別収集した容器包装ごみを、メーカーが製品や製品の原材料として売ったりただで譲ったり、または自ら製品の原材料にしたり製品として使う。家電の場合…
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  • 再生可能エネルギー

    太陽光、太陽熱、水力、風力地熱、バイオマス燃料など、基本的に枯渇することがなく持続的なエネルギー源のこと。
  • 再生紙

    原材料に古紙を使用した紙や板紙のこと。最近ではグリーン購入法(2000)の適合基準としても、古紙配合率の下限などが決められている。
  • 再生事業者

    廃棄物の再生を行う事業者のうち、条件や基準を満たした事業者が都道府県から登録を受けることができる。 登録に際しては紙屑や金属くずなどの廃棄物の再生業務の優良性を問われる。
  • 再生利用指定制度

    再生利用されることが確実な産業廃棄物の処理のみを行う業者を都道府県が指定し、産業廃棄物処理業の許可を不要とすることで再生利用を用意に行えるようにするもの。
  • サスティナブル(サステナブル・サステイナブル)

    直訳は「持続可能な」。人間の活動が自然環境や資源を壊すことなく、かつその活動を維持できるさまを表す言葉。一般的な使い方としては、「サスティナブルエコノミー(環境保全に配慮した持続可能な経済)」、「サス…
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  • 産業廃棄物

    廃棄物処理法(1970)により定められている、事業活動に伴って発生する特定の廃棄物。多量発生性・有害性の観点から、汚染者負担原則に基づき排出事業者が処理責任を有するものとして現在20種類の産業廃棄物が…
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  • 産業廃棄物収集運搬業

    事業活動に伴って生じた燃え殻、汚泥、廃酸、廃アルカリ、廃プラスチック類など政令で定めた計20種類の産業廃棄物を中間処理工場、最終処分場へ運搬する業務をさす。
  • 産業廃棄物処分業

    産業廃棄物を適切な方法で処分する業務をさす。破砕や焼却など廃棄物の状態を変化させる処理を行う「中間処理」と、埋立や投棄など廃棄物の最終的な処分を行う「最終処分」に分けられる。
  • 産業廃棄物税(産廃税)

    三重県がはじめて導入した法定外目的税(地方税)の一つ。産廃の排出、焼却処理、最終処分時に課税される。税収の使い道としては、産業廃棄物の排出抑制、減量化、リサイクルの向上に使用されている。2019年11…
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  • 産廃コンテナ

    大規模な事業などで大量の産業廃棄物が発生する場合、保管や運搬を安全・効率的に行うために設置する大型の容器。 鋼鉄製の箱型のものの他に、布製のものなども存在する。
  • サーキュラーエコノミー

    廃棄物や汚染など負の外部性が発生しない製品やサービスの設計を行い、原材料や製品は経済システムの中でできる限り価値を高く保ったまま循環させ続けることを目指した「循環型経済」のこと。
  • サーマル・リサイクル

    廃棄物の焼却の際に発生するエネルギーを回収・利用すること。循環型社会形成推進基本法第7条において、再使用及び再生利用に次ぐ循環的な利用として熱回収が位置付けられ、推進されている。
  • 在宅医療廃棄物

    一般家庭での在宅医療に伴って排出される廃棄物こと。近年、高齢化社会の進展で一般家庭からの医療費廃棄物は増加傾向にある。
  • 識別マーク(識別表示)

    消費者がごみとして処分する際の分別を容易にし、市町村の分別収集を促進することを目的として製品に掲示されるマークのこと。
  • 資源有効利用促進法

    資源の有効利用を促進するため、リサイクルの強化や廃棄物の発生抑制、再使用を定めた法律。 使用済み製品を回収・リサイクルすべき製品、リサイクル材料を使用したりすべき業種など7項目について、業種や製品を…
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  • 指定物質

    公共水域に多量に排出された場合、人の健康や生活環境に被害を及ぼす恐れのある物質として、政令で定められた物質。
  • 遮水シート

    管理型処分場にて、堆積したゴミから出る有害な汚水が周辺の地下水などを汚染することを防ぐために、側面や底面に敷かれる遮水効果のあるシート。
  • 遮断型最終処分場

    有害物質が基準を超えて含まれる燃えがら、ばいじん、汚泥、鉱さいなどの有害な産業廃棄物を埋め立てる最終処分場(埋め立て処分場)。遮断型処分場は、コンクリート製の仕切りで公共の水域および地下水と完全に遮断…
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  • シュレッダーダスト

    廃棄された自動車や家電などの工業製品を工業用シュレッダーで粉砕し、鉄や非鉄金属部分など再利用可能な資源をを選別回収した後に残るプラスチック、ガラスやゴムなどの破片の混合物のこと。
  • 浚渫(しゅんせつ)

    川底を浚い、底に堆積した土砂やヘドロなどを取り除くこと。
  • 焼却残渣

    廃棄物を焼却処理した後に残るもの。可燃物の灰や、不燃物、可燃物の燃え残り等、未燃物からなる。
  • 焼却処理

    対象の廃棄物を燃やして、減容・減量化する処理のこと。
  • 焼却灰

    可燃ごみを燃やして処理した時に残る燃え殻のこと。別名は主灰、ボトムアッシュ、残灰ともいう。
  • 食品関連事業者

    食品の製造・加工・卸売・小売等を業として行う者(食品メーカー、百貨店、スーパー、八百屋、魚屋などの事業者。動植物性の素材の残渣や廃棄食品が発生する。)と、飲食店業その他、食事の事業を行う者(食堂、レス…
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  • 食品循環資源

    食品リサイクル法では「食品廃棄物のなかで飼料や肥料等の原材料等になる有用なもの」と定義されている。
  • 食品廃棄物等

    食品リサイクル法(2000年)で定義されている。具体的には、食品の製造業等から出た動植物性残渣や、売れ残って廃棄される消費味期限切れ食品、外食産業や家庭から出る調理くずや食べ残しのことをさす。
  • 食品リサイクル法

    食品製造工程から出る材料くずや売れ残った食品、食べ残しなどの「食品廃棄物」を減らし、リサイクルを進めるため、生産者や販売者などに食品廃棄物の減量・リサイクルを義務付けた法律。
  • 食品ロス削減推進法

    令和元年5月31日に公布、令和元年10月1日に施行された法律。食品ロスの削減について、国、地方公共団体等の責務等を定め、食品ロスの削減を総合的に推進することを目的としている。
  • 処理困難通知

    廃棄物の処理業者が万が一処理を適正に行うことが困難な状況に陥る、または陥る原因が発生した場合、排出事業者へ行う通知。10日以内にその旨を通知し、5年間はその写しを保管しなくてはならない。
  • 新エネルギー法

    経済性の面における制約から普及が十分でない新エネルギーの利用促進を目的として施行された法律。国や事業者、国民等の役割を明確化する基本方針や、新エネルギー利用等を行う事業者に対する金融上の支援措置等を定…
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  • 事業系ごみ

    事業活動に伴って生じた廃棄物のこと。「事業系一般廃棄物」と「産業廃棄物」に区分され、それぞれ処理方法が異なる。事業者自身が自らの責任において適正に処理をすることが義務づけられている。
  • 自動車リサイクル法

    使用済み自動車から出る部品などを回収してリサイクルしたり適正に処分することを、自動車メーカーや輸入業者に義務付ける法律。
  • 重金属4物質

    環境へ特に悪影響をおよぼすとされる六価クロム、水銀、鉛、カドミウムの4物質のこと。
  • 循環型社会形成推進基本法

    廃棄物処理やリサイクルを推進するための基本方針を定めた法律として2000年制定。 資源消費や環境負荷の少ない「循環型社会」の構築を促すことが目的で以下の特徴を持つ。廃棄物処理やリサイクルの優先順位を…
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  • 静脈産業

    自然から採取した資源を加工して有用な財を生産する諸産業を、動物の循環系になぞらえて動脈産業というのに対して、これらの産業が排出した不要物や使い捨てられた製品を集めて、それを社会や自然の物質循環過程に再…
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  • GTL燃料

    GTLは、Gas to Liquidsの略称。 天然ガスから精製された軽油代替燃料であり、環境負荷が少ないクリーンな軽油代替燃料。 石油由来の燃料と同等の効果を保持しながら、軽油と比較するとCO2…
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  • 水銀使用製品産業廃棄物

    平成29年8月16日に地球的規模での水銀汚染防止を目的に「水俣条約」が発効され、廃棄物処理法の施行規則の一部が改正。具体的には①「水銀使用製品産業廃棄物(普通産廃)」、②「水銀含有ばいじん等(普通産廃…
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  • 水銀に関する水俣条約

    2002年に国連環境計画(UNEP)は、水銀の人への影響、汚染実態をまとめた報告書(世界水銀アセスメント)を公表し、地球規模の水銀汚染対策に取組む必要性を指摘した。条約に盛り込まれる項目として、水銀の…
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  • 水質汚濁防止法

    工場などから公共用水域に汚水や廃液が排出されることによる水質汚濁の防止を図り、被害が生じたい場合の事業者の損害賠償責任について定めている法律。
  • スラグ(鉱滓)

    広義では、不純物を意味する。鉱石を金属にするために原石を溶かした際に出る、鉱石内の目的の物質以外の部分を指す。
  • 製品ライフサイクル

    製品における、生産・使用・廃棄などの一生にあたるサイクルを指すもの。
  • 繊維くず

    産業廃棄物として定められいるものの1つ。 廃棄物処理法(1970)では、繊維工業(紡績・織布工場)から排出される糸くず・布くずを産業廃棄物と定めている。
  • ゼロエミッション

    あらゆる廃棄物を原材料などとして有効活用することにより、廃棄物を一切出さない資源循環型の社会システムをいう。狭義には、生産活動から出る廃棄物のうち最終処分(埋め立て処分)する量をゼロにすることをいう。…
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  • 粗大ごみ

    粗大ごみの定義は自治体によって変わり、多くは大きさによって指定される。家具や電化製品、寝具や遊具類など多様なものが粗大ごみになる。家電法指定品目は除くのが一般的である。
  • 粗大ごみ処理施設

    粗大ゴミをくだいて焼却しやすくしたり、圧縮して体積を減らし埋め立て処分しやすくするほか、リサイクル可能なゴミを回収する施設のこと。
  • 造粒固化

    粉体や泥状物に結合剤・添加剤・固化剤などを加えることにより粒子を結合・固化させて粒子を大きくする処理のことを指す。

た行

  • 大気汚染

    人間の経済・社会活動に伴う化石燃料の燃焼、金属冶金、化学工業品製造工程などから排出される汚染物質、及び火山の爆発などの自然現象に伴って排出される汚染物質による大気の汚染のことをいう。
  • 炭素クレジット

    炭素クレジットとは、先進国間で取引可能な温室効果ガスの排出削減量証明をさす。「排出枠」、または単に「クレジット」ということもある。
  • ダイオキシン類

    有機塩素化合物の一種であるポリ塩化ジベンゾ-パラ-ジオキシン(PCDD)を略して、「ダイオキシン」と呼ぶ。PCDD、ポリ塩化ジベンゾフラン(PCDF)、コプラナーポリ塩化ビフェニル(Co-PCB)をあ…
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  • ダウンサイクル

    元の価値よりも低い価値のものとして再利用し、新たな価値を生み出すサイクルのこと。反対の言葉として「アップサイクル」がある。
  • 厨芥

    主に調理場から出るごみのこと。野菜屑などの生ごみ。
  • 中間処理

    最終処分(埋立ておよび海洋投入)に至るまでに行われるさまざまな無害化ないし安定化・減容化処理をいう。 汚濁物質や有害物質を除去・無害化したり、減容・安定化したりする操作の全てを含み、脱水、乾燥、焼却…
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  • 中間貯蔵施設

    最終処分までの間、除染で出た土や放射性物質に汚染された廃棄物を安全に管理・保管するための施設。
  • チーム・マイナス6%

    地球温暖化の一因とされる温室効果ガスを抑制するために、2005年〜2009年12月まで日本国政府が主導したプロジェクト。
  • 積替保管

    排出事業場から処分上までの収集運搬の過程間で、廃棄物を車両から荷下ろしし、一時的に保管したり別の車両へ積替えを行うこと。複数事業者のゴミをまとめて運ぶことにより効率化やコスト削減、環境への配慮に繋がる…
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  • 低炭素社会

    CO2(二酸化炭素)の少ない社会のこと。地球温暖化の緩和を目的として実現を目指されている社会のあり方のこと。
  • 適正処理

    「廃棄物処理法」で定められた産業廃棄物の処理方法や処理施設の基準などを守って適切に処理すること。 産業廃棄物の不適正処理には、許可を受けていない処理業者への委託、排出者が産業廃棄物の適正処理を確認す…
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  • 適正処理困難物

    市町村が処理する一般廃棄物のうち、全国的に適正な処理が困難となっているもの。 タイヤ・テレビ・冷蔵庫・スプリング入りマットレスの4品目が指定されている。
  • ディスポーザー

    家庭のキッチンシンクに設置する、生ごみを砕いて水に流す装置で、内部にある破砕刀が生ごみを粉砕し、そのまま水で流すことができる設備。
  • デポジット制度

    製品にデポジット料を含めて販売し、製品や容器が返却された際にデポジット料を返金し、回収の促進をはかる制度のこと。
  • 電気用品安全法

    特に注意が必要な電気用品を品目指定し、製造や輸入の業者に届け出や基準適合を義務づけて、対象電気用品にPSEマーク表示を義務づけるもの。
  • 電子ごみ

    電気製品や電子製品、家電製品等が中古利用されずにリサイクルや処分される廃棄物のことを指す。
  • 電子マニフェスト

    インターネットを利用したマニフェストのこと。パソコンやスマートフォンなどを使って、簡単にマニフェストへの登録、報告、管理ができる。
  • 特定家庭用機器

    家電リサイクル法で、家電メーカーにリサイクルが義務付けられた家電製品。 政省令でテレビ、エアコン、洗濯機、冷蔵庫の4品目が指定されている。
  • 特定建設資材

    建設リサイクル法で、再資源化等が義務付けられた建設資材のこと。 コンクリート、コンクリート及び鉄から成る建設資材、木材、アスファルト・コンクリートの4種類。
  • 特定有害廃棄物

    「有害廃棄物の国境を越える移動及びその処分の規制に関するバーゼル条約」の国内担保法である「特定有害廃棄物等の輸出入等の規制に関する法律」(通称バーゼル法)に定義された、輸出入等の規制の対象となる有害廃…
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  • 特定容器製造等事業者

    容器包装リサイクル法の対象になる容器製造を行う事業者。ガラスやペットボトル等の容器包装のいずれかで商品を販売したり製造したりしている事業者が「特定事業者」として容器包装ごみのリサイクルが義務付けられて…
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  • 特定容器利用事業者

    小売業・製造業・卸売業・農業・林業・漁業等で、容器包装リサイクル法の対象にあたる容器を用いる事業者のこと。
  • 特別管理産業廃棄物

    爆発性、毒性、感染性その他の人の健康又は生活環境に係る被害を生じるおそれがある性状を有するもの。 引火性廃油、強酸、強アルカリ、感染性産業廃棄物、特定有害産業廃棄物(廃PCB、PCB汚染物、廃石綿、…
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  • トリジェネレーション

    コージェネレーションに対し、電気と熱に加え従来は待機中に放出していたに二酸化炭素を有効利用するエネルギー供給システムのこと。
  • 動植物性残渣

    食品製造業など特定の業種の製造工程から排出される固形状廃棄物で、原料として使用した動植物に係わる不要物。 残渣とは、穀物・豆類などの廃棄かす・醸造かす、魚腸骨その他の食品廃棄物である。
  • 動物系固形不要物

    と畜場で処分した獣畜、食鳥処理場で処理した食鳥に係わる固形状の不要物。牛、豚、鳥などの皮、骨、内臓、羽根など。 血液等の液体の不要物は廃酸または廃アルカリに分類される。

な行

  • 生汚泥

    沈殿層から引き抜いた後、生物処理等の汚泥処理の工程を経ていない汚泥。有機物が含まれており放置すると腐敗するため、安定化処理が必要な汚泥である。
  • 熱回収(サーマルリカバリー)

    廃棄物の焼却に伴って発生する熱エネルギーを回収し、発電等に利用すること。
  • 燃料電池

    燃料電池とは電気化学反応によって燃料の化学エネルギーから電力を取り出す(=発電する)電池を指す。 この反応により生じる物質は一酸化二水素、即ち水(水蒸気)だけであり、クリーンでかつ高い発電効率である…
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  • 農地還元

    生ごみや落ち葉、刈りとった植物やし尿の処理場や浄化槽で発生すつ汚泥など、従来は廃棄物として分類されていたいものをのうちに入れ、肥料として有効活用すること。

は行

  • 廃アルカリ

    不要になったアルカリ性溶液のこと。廃ソーダ液、金属せっけん液をはじめアルカリ性の廃液のすべてを含む。PCB汚染物は特定有害廃棄物であり、PH12.5以上の強アルカリ性廃液は、特別管理産業廃棄物である。
  • 廃液

    廃液は、不要なものとして排出される液状のもの全てを指す言葉。化学薬品などのみならず、機械油や売れ残った飲料物も全て廃液に含まれる。
  • 廃棄物

    廃棄物処理法(1970)では、廃棄物は「ごみ、粗大ごみ、燃え殻、汚泥、ふん尿、廃油、廃酸、廃アルカリ、動物の死体、その他の汚物または不要物であって、固型状又は液状のもの(放射性物質及びこれによって汚染…
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  • 廃棄物処理法

    廃棄物の定義や処理責任の所在、処理方法の基準などを定めた法律。正式の法律名は、「廃棄物の処理及び清掃に関する法律」であり、「廃掃法」とも略称される。 1970年に、従来の「清掃法」(1954)を全面…
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  • 廃酸

    酸性の廃液・廃水の総称。 化学工業で使用された廃酸、鉄鋼および金属表面処理工業などから排出される硫酸、塩酸、硝弗酸、リン酸、発酵工業からの廃酸などを主とする。ガラス窯業・タバコ製造・科学技術研究等の…
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  • 排出事業者処理責任の原則

    産業廃棄物の排出事業者は、事業活動から出る産業廃棄物を自らの責任で適正に処理しなければならない、という原則。 廃棄物処理法の基本原則となっている。最終処分の終了を「マニフェスト(産業廃棄物管理票)」…
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  • 廃プラスチックガス化リサイクル

    廃プラスチックなどの有機廃棄物を破砕・固形化し、低温(600-800℃)と高温(1,300-1,500℃)2つの加圧ガス化炉を経過させ、酸素とスチームにより熱分解・部分酸化し、水素、一酸化炭素などの合…
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  • 廃プラスチック類

    プラスチックを主成分とする廃棄物。 プラスチックは、熱・圧力を加えることによって成形加工ができる高分子物質の総称。
  • 廃油

    潤滑油系、絶縁油系、洗浄油系および切削油系の廃油類、廃溶剤類およびタール・ピッチ類などの建設廃棄物を含み、すべての産業から排出される使用済みの油のこと。 硫酸ピッチやタンクスラッジは、それぞれ廃油と…
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  • 破砕機

    固形の廃棄物を粉々に砕いて容積を小さくしたり、リサイクルをしやすくするなどの用途に使う粉砕機のこと。
  • ばい煙(煤煙)

    ばい煙とは、石炭など物の燃焼に伴って発生する煙と煤のこと。特に不完全燃焼によって発生する大気汚染物質のことを指す。かつて四大公害の1つである四日市ぜんそくの主因となった。
  • バイオガス

    再生可能エネルギーであるバイオマスのひとつで、有機性廃棄物(生ゴミ等)や家畜の糞尿などを発酵させて得られる可燃性ガス。
  • バイオディーゼル

    バイオマスエネルギーの一つで、軽油代替燃料のこと。廃てんぷら油(菜種油・大豆油等)を原油として、燃料化プラントで精製され作られる。
  • バイオプラスチック

    植物由来の原料で作られた生分解性のプラスチックのこと。廃棄後は土に棲むバクテリアにより水と炭酸ガスに分解される。
  • バイオマス

    動植物から生まれた再生可能な有機性資源で、化石燃料を除いたもののこと。廃棄物系バイオマス(廃棄される紙、プラスチック、食品廃棄物、家畜糞尿、建設廃材、下水汚泥など)、未利用バイオマス(わら等の農作物の…
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  • ばいじん(煤塵)

    すすや燃えかすなどの微細な物質のこと。「ばい煙」の一種。大気汚染防止法では「燃料その他の物の燃焼又は熱源としての電気の使用に伴い発生する」ものと定義されている。
  • バーゼル条約

    一定の廃棄物の国境を越える移動等の規制について国際的な枠組み及び手続等を規定した条約。 正式名称を「有害廃棄物の国境を越える移動及びその処分の規制に関するバーゼル条約」という。有害廃棄物の国境を越え…
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  • パソコンリサイクル法

    2003年に施行された資源有効利用促進法のパソコン関連業界における通称。3R(リデュース・リユース・リサイクル)の取り組みを総合的に推進するため、家庭系パソコンの回収・リサイクル費用を販売価格に上乗せ…
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  • パッカー車

    日本で最も普及している機械式ごみ収集車で、厨芥などの収集ごみを自動的に荷箱に押し込み圧縮する装置を備えている。
  • パリ協定

    フランスのパリにて2015年12月12日に採択された、2020年以降の気候変動問題に関する多国間の国際的な協定。1997年に定められた「京都議定書」の後継にあたる。世界の平均気温上昇を産業革命前と比較…
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  • パルプモールド

    日々膨大な量が発生する使用済み古紙・パルプを原料とし、植物繊維だけで成形する紙の立体成形品。「ソフトモールド」は鶏卵用ケースや青果物トレーに、「ハードモールド」は重量物の固定材等に使われる。
  • ヒートアイランド現象

    ヒートアイランド現象とは、郊外に比べ都市部ほど気温が高くなる現象のこと。原因としては、地表をアスファルトが多く覆っていること、排気ガスなど人工的な排熱が増加したこと、都市の高密度化の3つが大きなものと…
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  • PRTR制度

    人の健康や生態系に有害となる恐れがある化学物質が事業者から排出される量と、それが廃棄物に含まれた状態で事業者外へと移動する量を事業者自ら国へ届け出、それに基づいた排出量や移動量を集計・公表する仕組み・…
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  • 5R

    「リデュース(Reduce=ごみの発生抑制)」「リユース(Reuse=再使用)」「リサイクル(Recycle=再資源化)」の3Rに加え、「リフューズ(Refuse=包装紙やレジ袋を断る)」、「リペア(…
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  • 不燃性廃棄物

    金属やガラス、陶磁器や土砂・灰・ガレキなどの「燃えないごみ」のこと。最終処分場で埋立てられるごみのことをさす。
  • 不法投棄

    ごみが定められた場所以外、例えば山林や河川敷等に不法に廃棄されること。 廃棄物の処理及び清掃に関する法律(廃掃法)では、廃棄物は排出者が自己管理するか、一定の資格をもつ処理業者に委託しなければならな…
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  • フレーク

    リサイクル用語としては、主にプラスチックの破砕品のことを指す。ペットボトル等、廃プラスチックを破砕し、洗浄と乾燥を行なった状態の、原料化する前の段階がフレークに相当する。
  • ブラックマス

    リチウムイオンバッテリーを熱処理した後に得られる粉体。正極材に含まれるものとしてはコバルトやニッケルなどのレアメタルや、リチウム、マンガン、アルミニウム、鉄、また負極材の炭素などが含まれている。
  • プラスチック資源循環促進法

    2021年6月に国会で可決し、2022年4月から施行予定のプラスチックの資源循環を目的とした法律。プラスチックについて、単に「捨てる量を減らすこと」ではなく、「捨てることを前提としない経済活動」を目標…
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  • プラスチック製容器包装

    容器包装リサイクル法によりリサイクルが義務付けられた容器包装のなかで、ペットボトルを除くプラスチック製のものをさす。
  • ベール品

    収集したものを圧縮し、結束剤で梱包して俵状にしたもの。内容品の品質によりランクが分かれている。
  • ペットボトル

    原料にポリエチレン・テレフタレート(PET)を使用したプラスチック容器。当初は不燃ゴミとして埋め立てられていたが、1995年に容器包装リサイクル法ができた。再利用は、繊維・シート・ボトル・成形品等があ…
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  • ペットボトル再生繊維

    ペットボトルをリサイクルして作られる化学繊維のこと。
  • ペレット

    「レジンペレット」は、プラスチック製品の原料となる直径数ミリ程度の粒のこと。 「RDFペレット」は、生ごみや廃プラスチックなどの可燃性のごみを粉砕・乾燥して、円筒形に成型されたもの。 「木質ペレッ…
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  • 放射性廃棄物

    一定以上の放射能を持つ廃棄物のこと。核廃棄物ともいう。発生した場所や放射能のレベルによって分類され、処理方法がそれぞれ規定されている。
  • ボトルtoボトル

    使用済みペットボトルを廃棄物ではなく資源として原料化(リサイクル)し、新たな食品用ペットボトルに再利用すること。

ま行

  • マイクロプラスチック

    大きさが5mm以下のプラスチックゴミをマイクロプラスチックという。海洋ゴミの約70%を占めると言われている。製品に使用される小さなビーズ状のプラスチック原料等の一次マイクロプラスチックと、紫外線等の劣…
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  • マイクロプラスチック

    海洋ゴミの70%はプレスチックゴミが占めていると言われているが、その中でも大きさが5mm以下のサイズのものはマイクロプラスチックと呼ばれる。
  • マテリアルリサイクル

    ごみを原料として再利用すること。「材料リサイクル」「材料再生」「再資源化」「再生利用」などといわれることもある。ごみを利用しやすいように処理し、新しい製品の材料に使うことをいう。
  • マニフェスト制度

    産業廃棄物の収集・運搬や中間処理、最終処分などを他人に委託する場合、排出者が委託者に対して「マニフェスト(産業廃棄物管理票)」を交付し、委託した内容通りの処理が適正に行われたことを確認するための制度。…
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  • 無機性汚泥

    建設工事になどに伴う掘削工事から発生する泥状の掘削物。産業廃棄物として取り扱われる。
  • メタンガス

    有機性の廃棄物の最終処分場や、沼沢の底、家畜の糞尿、下水汚泥の嫌気性分解過程などから発生する。温室効果ガスのうち、原因の約6割を占める二酸化炭素に次いで、約2割の影響を及ぼす。また単位量あたりの温室効…
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  • 燃え殻

    廃棄物処理法上は、20種類の産業廃棄物の一つであり、焼却残灰、石炭火力発電所等から発生する石炭がらなどをいう。 焼却残灰には、廃棄物の焼却に際して発生する焼却残さなども含まれるが、工場の排ガスを処理…
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  • 木質バイオマス

    「再生可能な有機性資源」であるバイオマスの中で、木材からなるものを指す。森林を伐採した際に発生する枝や葉、製剤工場などから発生する樹皮やおがくず、他にも建設廃材の一部などが利用される。
  • 専ら物(もっぱら物)

    もっぱら物とは、「専ら再生利用の目的となる」廃棄物のこと。具体的には、新聞などの古紙や古着などの古繊維、アルミ缶などの古銅を含む鉄くず、空き瓶類の4品目を指す。収集運搬・処分のための許可が不要とされて…
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  • モーダルシフト

    トラックなどの自動車で行われている貨物輸送を、より環境負荷の少ない鉄道や船舶によるものへと変換することを指す。これを心がけることで、CO2の排出量を大幅に削減することができる。

や行

  • 有価物

    経済上の価値のある有体物であり、鉄やアルミ、古紙類等再利用可能なものもこれに含まれます。逆に、再利用の可能性が無く明らかにゴミと言い切れるものは「価値がなくなった」物として「廃棄物」と呼びます。
  • 有機性廃棄物

    動植物に由来する廃棄物のこと。汚泥、食品廃棄物、生ごみ、木くず、家畜排泄物等を指す。
  • 優良産廃処理業者認定制度

    通常の産業廃棄物処理業の許可基準よりも厳しい基準をクリアした優良な産廃処理業者を、都道府県・政令市が審査して認定する制度。産業廃棄物の排出事業者が優良な産廃処理業者に処理を委託しやすい環境を整備するこ…
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  • 容器包装リサイクル法

    容器包装ごみのリサイクルを製造者に義務付けた法律。正式名称は「容器包装に係る分別収集及び再商品化の促進等に関する法律」。1995年制定。経済産業省・環境省所管。

ら行

  • ライフ・サイクル・アセスメント

    その製品に関する資源の採取から製造、使用、廃棄、輸送など全ての段階を通して環境影響を定量的、客観的に評価する手法である。LCAと略称される。
  • ライフサポートシステム

    人類を含む、生物の生存を支える生態系など自然の働き。生存基盤のこと。
  • リサイクル

    ごみを資源として再利用すること。「再資源化」や「再生利用」といわれることもある。 使用済み製品や生産工程から出るごみなどを回収したものを、利用しやすいように処理し、新しい製品の原材料として使うこと。
  • リターナブルびん

    一升びん、ビールびん、牛乳びん、清涼飲料びんなど、繰り返し使用されるガラスびんのこと。小売店を通して回収された後、酒類・飲料・調味料メーカーなどで洗浄され、中味を再び詰め商品として販売される。
  • リデュース

    ごみを出さないこと。「ごみの発生抑制」ともいわれる。生産工程で出るごみを減らしたり、使用済み製品の発生量を減らすことを指す。
  • 硫酸ピッチ

    硫酸と廃油の混合物。硫黄分やアスファルト質などを含むタール状の物質のこと。2005年廃棄物処理法の改正で、硫酸ピッチの不適正処理の禁止及び罰則が強化された。
  • リユース

    一度使用して不要になったものをそのままの形でもう一度使うこと。
  • レアアース

    レアアースはレアメタルの一種で、強力な永久磁石に欠かせない「ネオジム」や「ジスプロシウム」、カラーテレビの蛍光体に使用される「イットリウム」が含まれる。希少価値が高く、混合酸化物から分離するのが難しい…
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  • レアメタル

    基本的な金属であるベースメタル(鉄、アルミニウム、銅、鉛、亜鉛など)以外の重要金属を指す。コバルト、チタン、ニオブ、バナジウム、レアアース(希土類元素)など。

わ行

  • ワンウェイプラスチック

    一般的に一度だけ使用した後に廃棄することが想定されるプラスチック製のものを指す。使い捨てプラスチック。
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