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ゴミの種類

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ゴミ(廃棄物)の種類について、現場でよく使われる専門用語について解説しています。

【あいうえお順】
RDF

ごみ固形化燃料。生ごみなどの可燃性ごみを、粉砕・乾燥したのちに生石灰を混合して、圧縮・固化したもの。乾燥し、圧縮・形成されているので、輸送や長期保管が可能。

海岸漂着物・海岸漂着物等

海岸漂着物とは、海岸に漂着したごみその他の汚物または不要物のこと。また、海岸漂着物等とは、海岸漂着物及び海岸に散乱しているごみその他の汚物または不要物と、それぞれ定義が異なるので注意。海岸漂着ゴミの種類としては、海藻、漁具、プラスチック製品等など、自然物が約6割、人工系のゴミが約4割を占めている。(平成22年8月、国土交通省港湾局海岸・防災課)

ガラスくず及び陶磁器くず

産業廃棄物の区分名称。ガラスくずには、板ガラスくず、ガラスびん、電極、蛍光灯、ガラス管、ブラウン管、グラスウール、ロックウール、ガラスブロックなどがある。陶磁器くずは、陶器くず、磁器くず、碍子くず、焼結材くず、フェライトくず、セラミックくず、素焼くず、耐火煉瓦くず、焼瓦くず、タイルくず、人造砥石、石こうボートなどがある。

ガラスびん

ガラスびんは、酒、飲料、食品、調味料、薬、化粧品などの容器として使われる。1960年代以来、軽量のワンウエー容器やペットボトルや缶への移行が急速に進んだ。

がれき類

家屋・ビルなどの撤去時に出るコンクリート、舗装補修工事のアスファルトがらなどの廃棄物。
がれき類のうち、コンクリートは、細かく砕いて再生砕石等とし、アスファルト道路等の路盤材、建築用基礎材、上下水道管の埋設保護材などに使う。

カレット

ガラス原料に使用するガラスくず全般のこと。使用済みガラス製品などは色別に分類され、小さく破砕されてカレットになる。

粗大ごみ

粗大ごみの定義は自治体によって変わり、多くは大きさによって指定される。家具や電化製品、寝具や遊具類など多様なものが粗大ごみになる。家電法指定品目は除くのが一般的である。

ダイオキシン類

有機塩素化合物の一種であるポリ塩化ジベンゾ-パラ-ジオキシン(PCDD)を略して、「ダイオキシン」と呼ぶ。PCDD、ポリ塩化ジベンゾフラン(PCDF)、コプラナーポリ塩化ビフェニル(Co-PCB)をあわせて「ダイオキシン類」と定義。

ばいじん(煤塵)

すすや燃えかすなどの微細な物質のこと。「ばい煙」の一種。大気汚染防止法では「燃料その他の物の燃焼又は熱源としての電気の使用に伴い発生する」ものと定義されている。

プラスチック製容器包装

容器包装リサイクル法によりリサイクルが義務付けられた容器包装のなかで、ペットボトルを除くプラスチック製のものをさす。

ペットボトル

原料にポリエチレン・テレフタレート(PET)を使用したプラスチック容器。当初は不燃ゴミとして埋め立てられていたが、1995年に容器包装リサイクル法ができた。再利用は、繊維・シート・ボトル・成形品等がある。

マイクロプラスチック

大きさが5mm以下のプラスチックゴミをマイクロプラスチックという。海洋ゴミの約70%を占めると言われている。製品に使用される小さなビーズ状のプラスチック原料等の一次マイクロプラスチックと、紫外線等の劣化で小さな形状(5mm以下)になった二次マイクロプラスチックがある。

医療廃棄物

医療機関・保健施設などから発生する医療行為に伴う廃棄物。そのなかには、感染性廃棄物のほか、有害化学物質などの危険物質が含まれる。

一般廃棄物

廃棄物処理法(1970)の対象となる廃棄物のうち、産業廃棄物以外のもの。

汚泥

一般には、水中の浮遊物質が沈殿または浮上して泥状になったものをいう。下水汚泥、浄化槽汚泥、し尿処理汚泥、有機物質汚染排水処理のための活性汚泥処理汚泥などの有機性汚泥は排水処理に伴う微生物の死骸の団塊である。土木工事現場や浄水場、鉱山や金属メッキ工場などから出る廃汚水からの汚泥は無機質のみの汚泥である。

感染性廃棄物

病院などから排出される、血液の付いた脱脂綿やガーゼ、包帯、注射針、はさみ、メス、アンプル、手袋、採血管などの感染性病原体を含むか、そのおそれのあるものをいい、特別管理産業廃棄物である。

金属くず

金属くずは、普通、鉄くず、非鉄金属くずに分けられ、後者は、軽金属と重金属、希少金属や貴金属に分けられる。
有害な金属の代表的な例としては、水銀、カドミウム、鉛、クロム、スズ、ヒ素、セレン等があり、これらは有害産業廃棄物に該当される。

建設資材

土木建築等の工事で使用する資材。「建設リサイクル法」では、建設資材の一部を「特定建設資材」に指定し、分別・リサイクルを義務付けている。

鉱さい

政令指定産業廃棄物のひとつ。鉄、ニッケル、クロムなどの鉱物を乾式精錬する際に生じた溶融物質で、一般的には、高炉、転炉、電炉などの残さい、キューポラのノロ、ボタなどが含まれる。

産業廃棄物

廃棄物処理法(1970)により定められている、事業活動に伴って発生する特定の廃棄物。多量発生性・有害性の観点から、汚染者負担原則に基づき排出事業者が処理責任を有するものとして現在20種類の産業廃棄物が定められている。うち、特定の事業活動に伴って発生するものに限定される品目が7種類(業種限定産業廃棄物)ある。

焼却灰

可燃ごみを燃やして処理した時に残る燃え殻のこと。別名は主灰、ボトムアッシュ、残灰ともいう。

水銀使用製品産業廃棄物

平成29年8月16日に地球的規模での水銀汚染防止を目的に「水俣条約」が発効され、廃棄物処理法の施行規則の一部が改正。具体的には①「水銀使用製品産業廃棄物(普通産廃)」、②「水銀含有ばいじん等(普通産廃)」、③「廃水銀等(特管産廃)」があらたに定義され、平成29年10月1日より、水銀使用製品等を廃棄する際には新たな対応が必要となった。

繊維くず

産業廃棄物として定められいるものの1つ。
廃棄物処理法(1970)では、繊維工業(紡績・織布工場)から排出される糸くず・布くずを産業廃棄物と定めている。

動植物性残渣

食品製造業など特定の業種の製造工程から排出される固形状廃棄物で、原料として使用した動植物に係わる不要物。
残渣とは、穀物・豆類などの廃棄かす・醸造かす、魚腸骨その他の食品廃棄物である。

特定有害廃棄物

「有害廃棄物の国境を越える移動及びその処分の規制に関するバーゼル条約」の国内担保法である「特定有害廃棄物等の輸出入等の規制に関する法律」(通称バーゼル法)に定義された、輸出入等の規制の対象となる有害廃棄物等のこと。例えば、使用済み鉛バッテリー、有害金属を含有している汚泥、医療廃棄物等が挙げられる(再生資源として有価で販売される場合を含む)。

特別管理産業廃棄物

爆発性、毒性、感染性その他の人の健康又は生活環境に係る被害を生じるおそれがある性状を有するもの。
引火性廃油、強酸、強アルカリ、感染性産業廃棄物、特定有害産業廃棄物(廃PCB、PCB汚染物、廃石綿、重金属を含むばいじん、汚泥など)が指定されている。

燃え殻

廃棄物処理法上は、20種類の産業廃棄物の一つであり、焼却残灰、石炭火力発電所等から発生する石炭がらなどをいう。
焼却残灰には、廃棄物の焼却に際して発生する焼却残さなども含まれるが、工場の排ガスを処理して得られるばいじん類は、別の産業廃棄物として分類され、燃え殻には含まれない。(2014年5月改訂)

廃アルカリ

不要になったアルカリ性溶液のこと。廃ソーダ液、金属せっけん液をはじめアルカリ性の廃液のすべてを含む。PCB汚染物は特定有害廃棄物であり、PH12.5以上の強アルカリ性廃液は、特別管理産業廃棄物である。

廃プラスチック類

プラスチックを主成分とする廃棄物。
プラスチックは、熱・圧力を加えることによって成形加工ができる高分子物質の総称。

廃棄物

廃棄物処理法(1970)では、廃棄物は「ごみ、粗大ごみ、燃え殻、汚泥、ふん尿、廃油、廃酸、廃アルカリ、動物の死体、その他の汚物または不要物であって、固型状又は液状のもの(放射性物質及びこれによって汚染された物を除く)」と定義されている。廃棄物処理法上は、気体は廃棄物に含まれない。

廃酸

酸性の廃液・廃水の総称。
化学工業で使用された廃酸、鉄鋼および金属表面処理工業などから排出される硫酸、塩酸、硝弗酸、リン酸、発酵工業からの廃酸などを主とする。ガラス窯業・タバコ製造・科学技術研究等の分野でも多く発生する。レントゲン廃液などもあるが、pH2.0以下の強酸性廃液は特別管理産業廃棄物である。

廃油

潤滑油系、絶縁油系、洗浄油系および切削油系の廃油類、廃溶剤類およびタール・ピッチ類などの建設廃棄物を含み、すべての産業から排出される使用済みの油のこと。
硫酸ピッチやタンクスラッジは、それぞれ廃油と廃酸の混合物、廃油と汚泥の混合物として取り扱う。揮発油類・灯油類、軽油類の燃えやすい(引火点70℃未満の)廃油は、特別管理産業廃棄物である。PCBを含む廃油は、特定有害廃棄物である。

不燃性廃棄物

金属やガラス、陶磁器や土砂・灰・ガレキなどの「燃えないごみ」のこと。最終処分場で埋立てられるごみのことをさす。

木くず

特定業種(建設業、木材・木製品製造業、家具・装備品製造業、パルプ紙・紙加工品製造業)から排出される廃木材のこと。
間伐材・製材残材・端材・鋸くず・木皮・チッパーダスト・鉋くずや、建物の解体や建設工事に伴って発生する廃木材や梱包用木枠・パレットの廃損品や、内装建材、不用家具、枕木、電柱、港湾廃材などを含んでいる。

硫酸ピッチ

硫酸と廃油の混合物。硫黄分やアスファルト質などを含むタール状の物質のこと。2005年廃棄物処理法の改正で、硫酸ピッチの不適正処理の禁止及び罰則が強化された。

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